Kyosokyodo(共創郷土)について

「共創」の理念

「共創」について
Kyosokyodo「共創郷土」顧問:国際基督教大学名誉教授 石川光男

「自然から生き方を学ぶ」という視点から「共創」という言葉を考えたのは、今から20年程前。当時は、「共生」という言葉がよく使われていましたが、私は自然界が「共に秩序を創る」という姿から学ぶ事が重要と考えたのです。地球という自然界では、多種多様の動植物が助け合い、ゆずり合って見事に秩序を創り出しています。
統制も規制もなく、自律的に全体の秩序を創り出す自然の機能から私たちは多くの事を学ぶことができます。例えば、自分の個性を生かして、自発的、自律的に自然や社会のために貢献する生き方などはその一例です。Kyosokyodo「共創郷土」は、このような理念を土台とした活動を続けていますが、このような活動が連携して「郷土」が「日本」を意味するまで発展することを願っています。

共創郷土の活動の紹介

団体名称

Kyosokyodo(共創郷土)

Kyosokyodo(共創郷土)の仲間と地域づくり

Kyosokyodo“共創郷土”とは、「人と自然が共に創る郷土」という意味です。地域に根付いた開拓精神・武士道精神に基づく「志」でつながる未来志向の団体で、人・自然・地域・博物館・モノを有機的につなぎ、活動内容に応じて誰でも自由に参加できる「やわらかい組織」で運営されています。
私たちの活動にとって大切なのは、一人ひとりの思い、そして心、志と、その方向性です。先人たちからつながる「志」を共有できる人たちと、利己的な視点を越えていろいろな要素をつなぎ、「地域」、「郷土」、「日本」、「世界」といった大きなもののよりよい未来のために力を尽くす仲間が集い日々努力をしております。

設立目的

十和田市の開拓の歴史の資料を扱う新渡戸記念館の地域博物館機能をサポートしつつ、人工河川稲生川の開削と三本木原開拓の志を活かした人づくり・地域づくり活動を推進し、志を共にする人々と地域文化の特異性や世界に誇れる価値を探り、地域の未来を創造していくことを目的としています。

活動目標

現在の十和田市を含む地域(三本木原台地)は、かつて不毛の原野でした。そこに水を引こうと立ち上がった新渡戸傳(稲造の祖父)ら先人たちは、身分・世代・職業を越えて協力し合い、人工河川をつくり、まちをつくり、産業を興して、今日の郷土の土台をつくりました。新渡戸稲造は、そんな人生をかけた開拓に取り組む父祖ら先人たちの背を見て育ち、その精神を受け継ぎ、世界で武士道精神を開花させ平和への道を切り拓きました。Kyosokyodo(共創郷土)の活動は、そんな郷土に脈々と受け継がれる精神をつないで、世界に通ずるローカルコミュニティを目指しています。

これまでの活動の経緯・実績

Kyosokyodo(共創郷土)は、新渡戸記念館の活動を支える地域住民により構成された市民ボランティアで、開館以来今日まで記念館を支えてきた仲間を2008年に“KyosoKyodo”(共創郷土)として組織化しました。これまでの主な活動は、資史料の寄贈、企画展・特別展への参画、備品の提供、太素塚や記念館の庭・池の清掃、庭の木々の寄贈、太素祭をはじめ命日祭・元朝参りなど祭礼やイベントのサポート、館内の花いけなど多様で、自分の得意な、または興味のある分野を中心に記念館の地域博物館活動に参画してもらってきました。近年は地域との連携を強め、教育委員会との共催による人づくり・地域づくり塾の企画、実践サポート、ネットワーク構築などを実施、また、稲生川土地改良区との連携による郷土遺産ツアー、地域のレストランや酒蔵との連携により稲生川の恵みである地域の食材を使った料理・酒なども企画してきました。2011年末には、稲生川をめぐる市民活動を長年にわたり継続してきた稲生川せせらぎ活動委員会、一本木沢ビオトープ協議会とともに、稲生川の自然、歴史、文化を守り、活かした地域づくりを進めてきた「太素の水プロジェクト」の活動が、日本ユネスコ協会連盟の主催する未来遺産に青森県で初めて登録されました。今年は、先人の志を受け継ぐ3つの団体の連携をさらに深めるとともに、他の地域活動を行っている団体とも協力し、100年後の未来の子供たちによりよい故郷を残すために十和田全体の地域づくりに活かしていけるようなしくみをつくる努力を重ねております。

事務局

十和田市立新渡戸記念館内(http://www.towada.or.jp/nitobe/) 担当:角田、小笠原
住所:〒034-0031 十和田市東三番町24-1
TEL: 0176-23-4430  FAX:0176-23-4430  Email: info@kyosokyodo.jp

設立日

2008 年6月1日

会員

会員数:18人(会員以外にサポーター約10人が協力)
Kyosokyodo(共創郷土)は、ゆるやかな組織で運営されているため、堅苦しいしばりはなく、私たちが大切にしている心や志のある方であれば、どなたでも仲間になっていただけるボランティアの会です。皆さんの個性、趣味、得意分野、専門分野など素晴らしいところを「公」に尽くす志の下、活かしてつなぎ、より大きな力をもって楽しみながら郷土の未来を共に創っていくことができればと思っています。(代表世話人・会長 新渡戸富恵) 

太素塚・新渡戸記念館と地域との関わりの歴史

■Kyosokyodo(共創郷土)メンバーが企画、実践サポート、コーディネートした活動
■太素の水プロジェクトor現在のKyosokyodo(共創郷土)の活動につながる活動
江戸時代末 新渡戸三代と先人たちによる
・人工河川稲生川の開削と三本木原開拓  →三本木原開拓の歴史
    ↓
地域の人々
・地域の先人・父祖たちの偉業を伝えたい
・太素塚が地域の拠り所に
    ↓
・祭礼・イベントへの参画
・太素塚の整備(銅像・墓所・鳥居・建物・碑などの建立、花、山野草の寄贈、清掃奉仕)
・資料の寄贈 など  ⇒現在まで続く
大正14 (1925) 年 稲造博士から蔵書8000冊の寄贈を受け新渡戸文庫(私設)設置
昭和40 (1965) 年 十和田市立新渡戸記念館落成
平成 3(1993)年 市民フォーラム「どうする稲生川」(同実行委員会)開催
平成10 (1998)年 この頃からKyosokyodo・石川原光男氏ほかボランティアが太素塚美化清掃活動を館職員とともに行う
平成11 (1999)年 新渡戸記念館ホームページ開設 towada.or.jp/nitobe/
平成13 (2001) 年 上北地方農林水産事務所で地域の小学生対象の見学会「稲生川みずものがたり」をスタート
(その後、稲生川土地改良区との共催により、平成23年まで毎年実施)
平成15 (2003) 年

稲生川上水記念企画展『木々は見ていた-樹木が語る十和田市の歴史-』開催(8月1日~9月30日)Kyosokyodo・澤口騏三夫氏の協力で市内の古木巨木を歴史と共に紹介。記念に“樹木の恵み”として澤口氏寄贈のクルミやトチの実を来館者に贈呈。博物館実習生が配布用樹木マップを作成

市民フォーラム「あれから10年どう活かす稲生川」(一本木沢ビオトープ協議会)を開催(7月9日)

平成13年度から開催の「太素ウォーク」を「水土里の路ウォーキング・太素ウォーク」として東北農政局相坂川左岸農業水利事業所、県農村整備課、水土里ネット青森、水土里ネト稲生川が共催
平成16 (2004) 年 稲生川上水記念企画展『十和田・不思議!?ものがたり-ふるさとの民話や伝承は何を伝えているのか-』開催。[8月1日~9月30日]Kyosokyodo・澤口騏三夫氏の協力で市内ミステリースポットを紹介。澤口氏提供の創作民話テープを館内で聞けるサービス実施
平成18 (2006) 年

新渡戸常憲館長代理就任

疏水百選に稲生川が一般投票第一位で認定を受ける

稲生川疏水百選記念「十和田市立新渡戸記念館 稲生川ガイドマップ」作成(A3版カラー両面/12000部作成)
平成19 (2007) 年

新渡戸記念館ホームページを大幅リニューアル(博物館の特徴をとらえ、伝えたい内容を明確に、外にも発信できるホームページへkyosokyodo(共創郷土)協力)

稲生川疏水百選・上水149年記念 平成19年度企画展『三木野八景~伝えたいふるさとの風景~』開催[8月1日~9月30日] 

国営相坂川左岸農業水利事業所閉所(3月)事業誌『太素の水』刊行

相坂川左岸農業水利事業所の閉所に伴い「水土里の路ウォーキング・太素ウォーク」を県農村整備課、水土里ネット青森、水土里ネット稲生川が共催
平成20 (2008) 年

新渡戸記念館運営目標に「世界に通ずるわたしたちのローカル記念館」を掲げる

新渡戸記念館に集まり活動するボランティアの方々を「Kyosokyodo(共創郷土)」として組織

三本木原開拓の学習に来館する小学校の団体に対して、新渡戸家の月星紋付き裃(かみしも)姿での解説サービスを開始

稲生川上水150年記念事業として「稲生川灯ろう流し」を36年ぶりに復活

酒縁研究会(小川洋平代表、上山一郎事務局長)が稲生川上水150年記念醸造特別限定酒「稲之助」(醸造元・鳩正宗㈱)販売開始

稲生川上水150年元朝参りで、家紋入りキャンドルを設置。わ組が十和田地固め唄とお囃子を奉納(以降毎年実施)

Kyosokyodoメンバー・小笠原正氏、工具「もっこ」を作成・寄贈
平成21 (2009) 年

『太素の森のおはなし会~むかしばはしで三本木原開拓を知ろう』[Kyosokyodoメンバー企画 運営]開催〔7月26日(日)8月2日(日)8月9日(日)〕

新渡戸稲造のまなざしシリーズ企画展第一弾『アフガニスタン刺繍展』(Kyosokyodoメンバー企画運営)開催〔7月1日~8月16日〕

十和田市民大学講座 第2講座「アフガニスタンの悠久の歴史と文化」(講師:ISCAアフガニスタン文化研所長 前田耕作先生7月23日)開催にあわせ研修ツアー(郷土遺産ツアー)を実施。刺繍展の展示資料を提供いただいた西垣敬子氏(宝塚アフガニスタン友好協会)による展示解説会実施

三中トライやる生が「アフガニスタン刺繍展」の刺繍モチーフカードを作成

十和田市立新渡戸記念館 第1回まちなか博物館「伝えたい、ふるさとの風景-明治・大正・昭和 稲生町グラフィティ」並びに「三木野八景パネル展」を青森銀行十和田支店開設110周年記念ロビー展として開催〔7月9日~9月15日〕(12月から十和田市立中央病院に巡回展示)

新渡戸友好都市締結20周年記念平成21年度企画展『命の水 稲生川』展を開催〔水土里ネット稲生川/Kyosokyodo企画運営協力〕[11月1日~1月31日]期間中『稲生川穴堰ツアー』〔11月6日/以降毎年実施〕ボランディア講師によるギャラリートーク(4回)開催。命の水・稲生川展用に穴堰模型、稲生川模型などの展示品をKyosokyodoメンバーが企画作成

命の水・稲生川連携としてKyosokyodoの企画で稲生川の水で育った米を使った酒「稲生の恵み」と稲生米メニュー「稲生弁当」を近隣レストラン3箇所(レストラン花駒、パドック、おかんの店)と鳩正宗㈱で発売

第5回青森県都市計画マスタープラン公開勉強会で、館長代理が「三本木原開拓のまちづくりに学ぶ-共存共栄の精神-」と題し事例発表

三本木小学校「工作屋台村」(村長・吉田紀美男校長)で太素塚元朝参り行灯制作のワークショップを実施(12月19日/以降元朝参りの行灯によるライトアップを実施)

三本木小学校生徒が紙芝居読み聞かせや太素塚清掃の自主ボランティア実施」

この頃から出前講座(脱穀体験など)を実施
平成22 (2010) 年

稲生川上水152年記念 『太素祭 十和田ふるさと見本市』開催[5月3日~5日](Kyosokyodo企画運営協力/18の個人・団体が参加)

新渡戸稲造のまなざしシリーズ企画展「武士道-日本の心-」展(Kyosokyodo協力)[10月15日~1月30日]

新渡戸記念館の人づくり・地域づくり塾『新渡戸塾』スタート。展示と連携した講演会、ギャラリートーク、オリジナルツアー各種体験講座、フィールドワーク、市内小中学校を対象としたモデルスクール事業などの企画運営をKyosokyodoが協力。新渡戸塾こども講座「寺子屋稲生塾」は十和田市教育委員会・新渡戸記念館共催、Kyosokyodo協力。

開講基調講演「歴史に見る日本の心-新渡戸稲造を中心に-」(講師:童門冬二先生6月26日/十和田市民大学・新渡戸塾共催)

寺子屋稲生塾生制作のまち探検壁新聞を青森銀行十和田支店、十和田市民文化センターはじめ市内各所へ展示(以降毎年実施)

郷土遺産ツアー[10月16日~18日/主催:日本建築構造技術者協会(JSCA)歴建を見る会](東京大学名誉教授内田祥哉ご夫妻など参加)歴建を見る会担当者とKyosokyodoメンバーが企画・コーディネートし、新渡戸記念館の協力で開催

寺子屋稲生塾修了生へ(社福)福祉の里・工房「ブリコルール」と経商事㈱の協力で、太素塚の間伐材のサラビを使った稲生塾木札を作成し、塾生一人ひとりに記念品として贈呈。(以降毎年実施)
平成23 (2011) 年

これまで行われてきた稲生川をめぐる市民活動(一本木沢ビオトープ協議会・稲生川せせらぎ活動委員会・Kyosokyodo共創郷土)が連携し、「太素の水」保全と活用連合協議会(新渡戸常憲会長)により、“太素の水プロジェクト”として推進

稲生川上水153年記念 『水の里とわだ未来遺産展』[Kyosokyodo協力/5月3日~7月31日]

新渡戸稲造のまなざしシリーズ企画展『国際知的協力委員会から新渡戸文庫まで 新渡戸稲造―「博覧啓蒙」の願い]

平成23年度『新渡戸塾』(Kyosokyodo企画運営協力)未来遺産をテーマに年間を通してプログラムを実施

第16回日本緩和医療学会学術大会「いのちをささえいのちをつなぐ緩和ケア-病院から地域へ-」(7月29・30日札幌市/大会長・十和田市立中央病院蘆野吉和院長)で館長が音楽プロデュース、記念館移動博物館『青森県十和田市から発信する人づくり・地域づくり・日本の心』パネル展実施(Kyosokyodo企画展運営協力)

Kyosokyodoメンバーが文化庁「文化財レスキュー事業(民具)」に参加し、石巻、陸前高田などで活動(6~10月)

十和田市・花巻市新渡戸友好都市議員交流会研修会「太素の水プロジェクト」をテーマに勉強会開催(市生涯学習課佐藤俊文課長事例発表)

「太素の水」保全と活用連合協議会が推進する“太素の水プロジェクト”「稲生川開削と三本木原開拓の志を活かし、人と自然が共に創る郷土の伝統を未来へ」が日本ユネスコの未来遺産に登録される(12月29日)
平成24 (2012) 年

新渡戸常憲館長就任。新渡戸明顧問就任

デーリー東北新聞社「市民がつくるページ」をKyosokyodoが担当(2月23日発行)

新渡戸稲造生誕150年記念・太素の水プロジェクト未来遺産登録記念「世界の架け橋」展&「未来への架け橋」展[3月11日~4月14日](主催:十和田市、十和田市立新渡戸記念館/協力:公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、太素の水プロジェクト/協賛:日本空港ビルデング株式会社)開催

未来遺産登録証授与式および第3回稲生川市民フォーラム開催(3月18日)

未来遺産登録記念・稲造生誕150年記念『地域博物館企画・未来遺産十和田 ふるさと見本市』(Kyosokyodo企画構成・「太素の水」保全と活用連合協議会 協力/5月3日~8月31日/32の個人・団体が参加)

平成24年度『新渡戸塾』(Kyosokyodo企画運営協力)未来遺産をテーマに年間を通してプログラムを実施

寺子屋稲生塾まち探検で例年の壁新聞に加えビデオ作品を制作しYoutubeにアップ(カメラマン佐藤淳氏、デザイナー村井克明氏協力)

元気な十和田市づくり助成金事業「未来遺産十和田 市民共創のウォーキングマップ事業」(Kyosokyodo)「市民による市民のための太素の水プロジェクト立ち上げ事業」(「太素の水」保全と活用連合協議会)実施

「日野原重明先生・高木慶子先生と行く 世界遺産平泉・未来遺産十和田のスピリチュアルな旅」8月25日(土)~27日(月)十和田市立中央病院 事業管理者蘆野吉和先生の尽力により開催、Kyosokyod蘆野潤子氏が十和田の歴史と未来遺産運動について解説。

新渡戸稲造生誕150年記念・新渡戸塾記念講演会[9月16日 講師:国際基督教大学名誉教授 石川光男先生/10月28日 講師:大阪市立大学名誉教授 佐藤全弘先生)開催(十和田市教育委員会と共催)

新渡戸稲造生誕150年記念「THE INAZO NITOBE」展[10月16日~12月28日]開催

稲生川市民フォーラム開催(11月17日「太素の水」保全と活用連合協議会)

メンバー

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